網袋の作り方


網袋とは茶道具の振り出し、茶巾筒、茶筅筒等にかける
網の袋。極天糸を使って器物に合った太さの糸を手撚り
する事から始める。

作品の一例
                            

ふり出しと茶巾筒 カリロク
 新年や慶事の席の床に柱飾りとしてカリロクという袋物を飾ることがある。
現在では匂い袋の一つにもなっている。
美しい緞子、綾絹の袋に五色の糸(青(せい)黄赤(おうせき)白黒(びゃっこく))で結ばれた12個のかりろくの実を納め、茶道、香道の床飾りに発展しました。
 


網袋の制作過程

ホームページの作成に合わせての制作でした。
節目節目でデジカメ撮影更に画像編集をして参りました。
サンプル撮影は初めての経験でした.採光が不十分でした、ご寛容ください。


網をかけるポットと麻糸
   必要な寸法にカット

手の部分を角杉編みで20センチあむ<BR>
角杉編みをとっくり結びで縛り糸を足す
 
   




糸をたす
手の拡大図



 七宝結びで側面を編む    七宝結び拡大図




 胴の部分を下まで編む    底を巻き結びで処理し、糸を5ミリ残して切り
木工用ボンドをつけ隙間に差し込む




 底の拡大



 完成

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