木工作家 風里谷藤五 作品集

作品で主人の足取りを辿りました



始めのことば

 昨年度の「風里谷 藤五作品集」をより深く味わって頂くために 再編集いたしました。
 作品の写真をクリックすると拡大して木肌の素朴さ 温かさ 木目の美しさがより鮮明になります。文字も行間を広くして読み易くしました。
 またページの彩りとして、様々な家紋を散らしました。日本古来の文様の美しさに魅かれて使ってみたものです。
 どうか改めてご覧いただきたいと存じます。

 
仕事中の主人


 私の主人は、昭和2年生まれで 20歳で鎌倉彫りに弟子入りしました。木材を扱っているうちに、木目の美しさに魅せられ、木の素地の温かさや素朴さを生かした工芸品を作るようになりました。初めは日用品やインテリアの装飾品等を作りました。

 昭和40年代半ば頃から茶道工芸を志し、お点前を習いながら、お茶道具を作り始めました。伝統を重んじる茶道の世界では、新しい作風の彼の作品は、なかなか認められず苦労の連続でした。が、粘り強く新作を作って挑戦しつづけました。
 
 
 平成11年の6月に、突然、病に倒れるまでの約20年間愛用して頂くお茶人も徐々に増していきました。主人は12年間の療養生活の末 平成23年に亡くなりましたが、志半ばで倒れたこと さぞかし無念だったと思います。

 その思いも込めて、現在残っている写真を使って作品を紹介させて頂きました。
 
 


壱.初期の作品    
弐.茶道木具師をめざす 
   〜菓子盆・茶入れ〜
 参.木目を生かした作品
   〜風炉先・炉縁〜
 


 〜あとがき〜

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